2025年03月11日

インタビュー日 2025年1月22日
本インタビューは、海外調査などで多くの実績を誇る未来トレンド研究機構が監修・実施しております。
海外進出や海外への事業展開などを検討されている皆様のお力になれればと思い、各企業様へ海外における最新トレンド(生成AI・ブロックチェーンなど)に対する考え方や実績など、ここにしかない情報をインタビュー形式でご紹介しております。
海外の就職市場は買い手市場と言われ、生成AIを活用した転職支援ツールが多数登場している。そのツールの多くは、人事担当者の負担を軽減するため、AIが書類審査や2次面接を担当する。
日本では売り手市場であるため、海外で活用されている生成AIサービスはあまり好まれないが、就職活動・転職活動を強化するための生成AIの活用が期待される。その中で2025年1月9日より体験版の利用が始まったのが、次世代型転職支援サービス「ミライテ」だ。
このサービスは、キャリアサマリーシートの自動作成、求職者自身の情報をインプットした分身AIアバターとAI面接官による模擬面談の視聴、キャリア特性診断の3つの機能を利用出来る。これからどのような形で転職・就職市場が変化するのか。開発担当チームに話を聞いた。
ミライテ

(1)キャリアサマリーシートの自動作成
AIエージェントとの会話や職務経歴書のアップロードを通じて、自身の魅力をより分かりやすくアピールできるキャリアサマリーシートが自動作成される。
(2)分身AIアバターとAI面接官による模擬面談の視聴
希望のポジションや業界ニーズに合わせたAI面接官が想定される質問を投げかけ、分身AIアバターが回答する模擬面談を視聴。選考前に想定問答を視聴することで、事前対策が可能。
(3)キャリア特性診断
AIエージェントから投げかけられる16問ほどの質問に答えて、自己理解力、自己アピール力、ストーリーテリング力、共感力、問題解決力の5つの観点からキャリア特性を診断。
転職活動支援AIを利用するメリット
ミライテでは、現在書類やAIによる模擬面談の利用が可能だ。AIによる模擬面談は、これまでキャリアコンサルタントによって行ってきた面談とどう異なるのか。
「キャリアコンサルタントに代わって自分のデータを元に生成したAIが担当することで、客観的な視野で最適な職種を提示することができます。その結果、これまで起きていたような「間違った転職」を未然に防ぐことが可能です」
自分の潜在的に隠されたスキルは何か、利用者との面談を通じて客観的な数値を割り出し、自分が働くべき場所を見つけるリサーチも将来的には実装を検討しているとのこと。
「人事が生成AIを活用することで、不必要な仕事を大幅に削減することが可能です。その結果、人間がやらなくてはいけない業務に注力でき、業務効率化が可能となり、より質の高い仕事を実現することができます」
ミライテのようなツールは転職希望者だけでなく、将来的には人事担当者にとっても作業負担を減らす画期的なツールとなりそうだ。
クリエイター向けの人材支援は
クリーク・アンド・リバー社(C&R社)は、クリエイターを支援する企業でもある。今後は転職支援サービスだけでなく、クリエイターを支援するツールの開発も検討中とのこと。世界的にAIを脅威と感じる人は多い。その認識のずれを解消する取り組みも開発事業者には求められる。生成AIの開発次第では、クリエイターの仕事が奪われる可能性もある。その点はどのように考えているのか。
「クリエイターにとって、生成AIは脅威であると感じるかもしれません。もちろん、単に指示書に沿った動画編集や、顧客からの指示書通りに作成するイラストなどは、AIにも出来てしまう仕事なので淘汰されてしまう可能性があります。その一方で、クリエイター、ディレクター、プロデューサーなど、「AIでは発想出来ず、この人にしか依頼出来ない」という仕事は生成AIが発達しても必ず残ると考えています。このような唯一無二の活動をしている人が生成AIを活用すれば、0から1を生み出す作業がより効果的になると期待しています」
ミライテが就職・転職希望者のニーズに応えるツールであり、C&Rグループが開発する生成AIは利用者の目線だけでなく、生成AIを脅威と感じる人たちに対し、寄り添ったアプローチをすることが想像出来た。
現在開発中の生成AIツールの多くは国内向けだが、「人間でしか向き合うことができないツールを拡充させたい」という思いを開発チームが持っているからこそ、世界で利用されるような画期的なサービスが生まれるだろう。
まとめ
日本国内の就職市場では、海外市場とは異なる動きを見せている。AIが転職希望者、人事担当者の業務を効率化することで、より最適な就職先を見つけやすくなる未来が待っている。これからの転職はキャリアコンサルタントの話を聞くだけでなく、AIである程度これからの道筋を立てることが出来るかもしれない。
クリーク・アンド・リバー社

クリーク・アンド・リバー社は、1990年に設立し、「プロフェッショナルの生涯価値の向上」と「クライアントの価値創造への貢献」をミッションに、映像、ゲーム、Web、広告・出版、作家、舞台芸術、建築、AI/DX、アスリート分野のプロフェッショナルに特化したエージェンシー事業(派遣・紹介)、プロデュース事業(開発・請負)、ライツマネジメント事業(知的財産の企画開発・流通)を展開しています。
C&Rグループとしては、医療、IT、会計、法曹、ファッション、食、ライフサイエンス、CXO、アグリカルチャー分野で同事業を展開しており、その分野は合わせて18にまで拡大しています。さらに、XRやNFT、メタバース、ドローン、プロフェッショナル求人サイトやグローバル開発等へとサービスを拡大。今後もプロフェッショナルの叡智を結集し、新しい価値を生み出すビジネスクリエイションカンパニーとして、人々の幸せに貢献してまいります。
リヴァイ
リヴァイは、プロフェッショナル・エージェンシー事業を展開するクリーク・アンド・リバー社のAI/DX分野の子会社で、あらゆる領域のAIスペシャリスト人材ネットワークを保有するAI人材バンクです。生成AIに関する研修サービス「アイシル」やAIチャットボット開発サービス「LivAIBOT」、生成AI活用のコンサルティング事業や人材事業等を展開し、業務の効率化の課題を解決するソリューションを提供しています。また、ゲーミフィケーションを用いた生成AIプロダクト開発も行っています。
リヴァイコーポレートページ
https://corp.livai.jp/
リヴァイ生成AIメソッド
https://blog.livai.jp/
(記者 山口 晃平)
㈱未来トレンド研究機構の方針
㈱未来トレンド研究機構では、調査会社(累計25年のキャリア・実績)としての豊富な経験を活かして、今後も海外調査、海外業務<21種類>(*)に関する受託業務を本格的に展開していく。
クライアント企業のお悩みや課題、不安を一つ一つ解消し、海外調査や海外業務<21種類>(*)事業の可能性を広げていく方針である。
引き続き、海外調査、海外業務<21種類>(*)それぞれで300件/年の受注を目指していく方針である。
(個別相談窓口)
株式会社 未来トレンド研究機構 「海外調査」業務担当・「海外業務」担当
問い合わせ・相談先 E-mail | info@miraitrend.com |
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問い合わせ・相談先 TEL | 03-6801-6836 |
【会社概要】
会社名 | 株式会社 未来トレンド研究機構 https://www.espers.co.jp |
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所在地 | 東京都千代田区九段南一丁目5番6号 りそな九段ビル5階 KSフロア |
設立 | 1999年8月19日 |
代表者 | 代表取締役 村岡 征晃(むらおか まさてる) |
事業内容 | (世界初、アジア初、日本初、業界初)検証調査、No.1(検証)調査、海外調査、競合調査、未来予測のご用命は”未来トレンド研究機構(略称:未来トレンド)”へ! |
【未来トレンド研究機構 中核サービス】以下5つのサービス↓↓↓
- No.1<検証>調査Ⓡ<商標登録 第6763351号> ※No.1調査、ナンバーワン調査(年間売上・販売数量実績<累計or年間>・シェア・伸び率など)
https://espers.co.jp/no-1/ - 初(世界・アジア・日本・業界)<検証>調査Ⓡ<商標登録 第6763352号> ※世界初調査、アジア初調査、日本初調査、業界初調査
https://espers.co.jp/first-research/
(競合調査・公開調査・知財調査など) - 競合調査Ⓡ<商標登録 第6763354号>
https://espers.co.jp/competitor/
(SWOT分析・競合戦略分析・4P&3C分析など) - 海外調査Ⓡ<商標登録 第6763353号>
https://espers.co.jp/global-research/
(グローバル調査:主要プレイヤー・ベンダへのヒアリング調査/顕在&潜在ユーザーへのアンケート調査:パネルヒアリングなど) - %(パーセンテージ)調査、シェア調査、市場占有率調査Ⓡ<商標登録 第6800111号>
(%調査、パーセンテージ調査、シェア調査、市場占有率調査など)
本件に関する報道関係からのお問い合わせ先
窓口 | 株式会社 未来トレンド研究機構 「No.1」検証調査 担当部門 |
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TEL | 03-6801-6836 FAX : 03-6801-6066 |
info@miraitrend.com |