インタビュー日 2024年12月17日
本インタビューは、海外調査などで多くの実績を誇る未来トレンド研究機構が監修・実施しております。
海外進出や海外への事業展開などを検討されている皆様のお力になれればと思い、各企業様へ海外における最新トレンド(生成AI・ブロックチェーンなど)に対する考え方や実績など、ここにしかない情報をインタビュー形式でご紹介しております。
生成AIを活用したサービスは、様々な業界での活用が期待されており、2025年には開発競争が激化すると予想される。
現時点で見ると、事業規模が大きい事業者が一歩リードしているが、小規模事業者にも勝機は十分に残されている。
その際、画期的なサービスを思いつき実行することも重要であるが、スピーディーな開発を実現することも重要だ。株式会社ゼロフィールド(以下:ゼロフィールド)が開発した「GPU Server for AI」は、生成AIを開発するITベンダーやAI開発者向けに特化したGPUサーバーだ。
一見すると、生成AIを開発する事業者専用のサービスのように思うかもしれないが、ゼロフィールドはどの事業者でも気軽に利用出来るサービスとして展開を目指している。今回はGPU Server for AIについて、開発チームにお話をお伺いした。
GPU Server for AI
URL:https://gpuserver.zerofield.biz/
ソフトウェアとハードウェアの両軸で、お客様に最適なサーバーをご提供するサービス
「AI開発者目線の提案」「GPUの活用とエンジニアリング」「データセンターとサーバーの運用実績」の3つの特徴があり、生成AIや大規模言語モデル(LLM)、画像解析などのAI用途、3DCADや流体解析などの高度なシミュレーション用途、3Dやメタバースなどのビジュアライズ用途などユースケースに合わせて最適なGPUサーバーを設計・構築する。
なぜゼロフィールドは、GPU Server for AI手がけることになったのか。その理由として、「これまでの販売経験」が大きいと言う。
「きっかけは、卸売業者からの脱却でした。弊社は創業時からデータセンターの運用を行ってきました。その際に蓄積したハードウェアやデータセンターのノウハウがあり、それを何らかの形でサービスに出来ないかと考えました。その際、2023年以降に見られる生成AIの開発競争の激化に注目しました」
ゼロフィールドは生成AI開発に特化した事業者ではないため、ハードウェアの開発支援のノウハウを活かし、生成AI開発を行う事業者と協業することで、他社にはないサービスとして展開出来ると感じ、現在のような体制に至った。
「GPU Server for AIにはいくつかの特徴がありますが、その中でも『気軽に開発出来る環境を整えられる』という点が魅力になると感じています。日本の強みと言えば、下町ロケットのような街を支えてきた中小企業の技術力によって、世界に誇る品質を提供してきました。技術力を磨くという点では、世界に負けていないと思っています。しかし、生成AIの開発現場では、GAFAMのようなIT企業が膨大な資金力を背景に迅速かつ大規模にサービスを展開することが主流となっています。画期的なサービスを大規模に手がけることは可能ですが、細かいケアまでは行き届いていないと言う問題もあります。GPU Server for AIは、大手の生成AI事業者が出来ない開発を変える存在になれたらと考えてサービスを手がけています」
画期的なサービスを提供するためには、膨大な開発資金が必要と思われがちだが、ゼロフィールドは自社での体験が大きく影響しているとのこと。
「ユーザーの利用する商品・サービスはただ画期的なサービスの商品を売るだけでなく、「ユーザーがどのようにして使っているのか」という点を考慮する必要があります。画期的と言われているサービスも、その事業者に最適な使い方を探るためには試してもらう必要があります。従来の商品・サービスではそのような点が重要となるので、生成AIサービスをユーザーに実際に触れて試してもらうためには、スピーディーかつ簡単にアップデートが出来る環境が必要と感じています。そのため、GPU Server for AIはユーザー目線で使い勝手が良くなるような開発現場のサポートが出来ると感じています」
勿論開発環境が整うだけがGPU Server for AIの特徴ではない。
生成AI開発現場で最も重要な安心して利用出来るためのセキュリティ体制も万全だ。
「クローズの環境での開発を支援するため、特定の人物しか触れないように設定することも出来ます。
例えば社長と秘書だけがアクセス出来るように設定されたオンプレミス環境が構築する場合でも、安心して利用頂くことが可能です」
現在GPU Server for AIは国内事業者向けにサービス展開をしているが、いずれグローバルに製品を展開することも視野に入れているとのこと。
「サーバーを1台買う感覚で、GPU Server for AIを取り入れてもらえることが理想
そのためには、プリンター機器のように、使い勝手が良いだけではなく、定期的なメンテナンスやアップデートが必要になります。
質が良く使い勝手が良いと国内で評判となれば、必ず海外事業者にも注目され、弊社のサービスを導入して頂けるのではと考えています。
そのために今は国内の中小企業の皆さんにとって使いやすい環境が提供できるよう、日々アップデートを繰り返しています。
すぐに海外展開とまでは行かないかもしれませんが、いずれそのような未来が訪れると考えています」
海外に向けて生成AIサービスを展開する事業者の多くは、現地のニーズに合致する画期的なサービスを検討するが、その前に国内市場での成功が重要だ。ゼロフィールドのように、明確な目的を持った販売戦略を行えば海外進出のきっかけとなるかもしれない。
ゼロフィールドについて─GPUマシンの販売・運用実績NO.1
2017年より3,500台以上にわたり、GPUマシンの開発・多様な環境下での運用実績を有しており、2024年現在では、国内での運用実績No.1*を誇ります。
*某調査機関:調査実施期間:2023年11月24日~2024年2月28日
また、国内に5拠点、米ワシントン州に2拠点のデータセンターを開設・運営しております。2023年9月にAIシステム開発のトリプルアイズのグループ会社になり、これまでの設計・構築・運用実績を活かし、データセンターとコンピューティング事業の発展を目指しています。


マイニングマシンURL:https://minerfield.com/
(記者 山口 晃平)
本インタビューの監修者
未来トレンド研究機構
村岡 征晃
1999年の創業以来、約25年間、IT最先端などのメガトレンド、市場黎明期分野に集中した自主調査、幅広い業種・業界に対応した市場調査・競合調査に携わってきた、事業発展のためのマーケティング戦略における調査・リサーチのプロ。
ネットリサーチだけなく、フィールドリサーチによる現場のリアルな声を調査することに長け、より有用的な調査結果のご提供、その後の戦略立案やアポイント獲得までのサポートが可能。
そんな我々が、少しでもマーケティング戦略や販売戦略、新規事業戦略にお悩みの皆さんのお力になれればと思い、市場調査やマーケティングに関しての基礎知識や考え方などを紹介しております。
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