インタビュー日 2025年3月7日
本インタビューは、海外調査などで多くの実績を誇る未来トレンド研究機構が監修・実施しております。
海外進出や海外への事業展開などを検討されている皆様のお力になれればと思い、各企業様へ海外における最新トレンド(生成AI・ブロックチェーンなど)に対する考え方や実績など、ここにしかない情報をインタビュー形式でご紹介しております。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000033237.html
生成AIツールの中で、特に注目を集めている市場が人事領域だ。特に就職・転職活動に関連するAIツールは、求職者をサポートするツール、人事担当の負担を軽減するツールなど、様々なものがリリースされ注目を集めている。
その中でも、特に注目したいツールが企業と求職者のミスマッチを防ぐAIツールだ。ミスマッチを防ぐことで、希望する職場を見つけることができる。今回はミスマッチを防ぐために「KIBIDANGO」を開発した、株式会社KIBIにお話しを伺った。
KIBIDANGO
企業と求職者のミスマッチを防ぎ、最適な出会いを創出するAIウェブアプリ
<「KIBIDANGO」特徴>
①生成AIにより原稿作成の負担を軽減!
②プロの手による原稿を再現!※Indeed・Airワーク 採用管理で高反響を生む品質へ
③自社風土にマインドマッチする求人原稿の自動生成
④個別に発行されたIDを使用し、原稿を職種・部署毎に社内で生成・管理可能
KIBIDANGOの特徴
KIBIDANGOの強みは、KIBIが独自に研究・開発した「マインドセット分析・マインドセット可視化」に基づくマッチングだ。
これは、東京大学IHSと共同で、最先端AIテクノロジーを駆使するためのマッチングアルゴリズム・KIBI理論の研究・開発を行いこれまでに蓄積した膨大な感情交流データや機微データを基に、応募者のプライバシーに配慮した上で、独自のマインドマッチアルゴリズムを開発している。
この強みを活かし、事業者の求人原稿作成のサポートや、特定の求職者に訴求する原稿を作成出来る。
「KIBIDANGOは、これまでの採用AI等をひっくり返すという思いがあります。ただ生成AIに求人原稿を書かせるのではなく、ミスマッチの求人原稿作成を防ぐため、マインド診断、マインドマッチと結合させることを目的としています」
KIBIDANGOで使われるマインドマッチは、2択形式のマインド診断(16タイプへの導出が可能な独自アルゴリズムを採用:ビジネスモデル特許出願済)を元に作成する。
「事業者自身で作成する自社の社風、マインドはバイアスがかかり、適切なものを導き出せない可能性があります。このようなことを防ぐため、客観的なマインド診断として、部署、担当者がマインドを元に構成していきます」
さらにKIBIDANGOには別の狙いもあるとのこと。
「KIBINDANGOは、みだりに応募者数を増やすのが目的ではなく、フィット感の高い、自社マインドにマッチする応募者数を増やすイメージです。求人原稿を作成するプロのライターの中には、このような要素を取り入れることを得意とする人もいます。それを、KIBIDANGOが形式化することで実現できればと考えています」
KIBIDANGOを活用した原稿制作は、従来の作成フローを否定するものではなく、補完するものだ。事業者が求めている求職者に対し、どのようなアプローチ方法を考慮した原稿を作成すれば良いか、という点に特化したものである。うまく活用すれば、客観的な視点で自社や自部署のマインドに惹きつけられフィットする求職者が応募したくなるような原稿作成が出来そうだ。
KIBIDANGOの成長戦略
KIBIDANGOは事業者によってさまざまな活用方法があるとのこと。新規事業者であれば、求人原稿作成のフォーマットとして作成することも出来れば、既存原稿の中で反応の良かったものをベースにブラッシュアップして改良することもできる。
「KIBIDANGOを活用することで、既存の求人原稿作成負担の軽減と、専門のライターでなくてもクオリティを担保でき求人原稿の品質を改善することが期待できます」
さらに求人原稿ライターを起用している事業者であれば、ライターのサポートをするツールとなることも可能とのこと。
「原稿作成効率が高くなるため、プロレベルのライターが使用すれば、同品質の原稿をこれまで以上に生産することも可能です」
生成AIでみだりに全部自動化するのではなく、その事業者がそれぞれ何を求めているのかに応じた求人サポートツールとしての活用が期待出来るだろう。
求人原稿生成AIツールの課題
KIBIDANGOは「あらゆる業種に対応するために何が必要か」という課題もある。
「様々な業種に対応するため、特定業種の専門用語や風土を生成AIの学習が必要になると考えています。数千とある職種のフォーマットを正しく出力するために、日本固有の業界を理解し、どのような表現をすれば訴求力が高くなるかについては今後も向き合うことになるでしょう」
さらに生成AIの課題とされている「人間の感性」にも向き合っている。
「求人原稿で成果が得られたものを紐解いていくと、求職者の感情を動かすものがほとんどです。どのような表現で表記すれば求職者の感情を動かすことができるのか、この点を生成AIにどのような形で組み込んでいくかが、KIBIDANGOの今後の課題であると言えます」
今後KIBIDANGOの改良が進めば、これらの問題は解決に向かうだろう。今後の動向にも注目したい。
日本式ツールを海外へ
KIBIDANGOは現在日本国内企業向けのツールとしてリリースされたが、世界進出するための第一歩とのこと。
「マインド診断・マインドマッチを活用した採用活動は日本国内だけでなく、海外市場でも通じるものがあると考えています。まずは日本国内でノウハウを確立させ、その後海外の文化に適応したマインド診断・マインドマッチを確立できればと考えています」
日本国内で培ったノウハウは改良次第で海外でも通用する可能性がある。そのことを証明するために、株式会社KIBIはこれからも挑戦し続けていくだろう。
株式会社KIBI
「KIBIDANGO」という名称には、株式会社KIBIの“機微力”を基盤とし、生成AIで企業と求職者をつなぐ「お供」になるという思いが込められています。
また、日本の昔話を想起させるネーミングを採用することで、国内外でのブランド認知を高める狙いがあります。
【KIBIラーニング】
https://kibi-learning.com
相手に寄り添い・共感し、より良い関係構築への第一歩を踏み出すためには、人の気持ちの些細な変化を察する能力(場の空気を読む力)、すなわち機微力が必要とされます。KIBIラーニングは、企業における様々なビジネスシーンにおける適切な考え方や行動、対応、コミュニケーションを、3択式問題やストーリー漫画で学び、機微力を養う学習コンテンツです。身につけた社会人機微力は、普段の生活や仕事など、多くの場面で活かすことができます。
(記者 山口 晃平)
本インタビューの監修者
未来トレンド研究機構
村岡 征晃
1999年の創業以来、約25年間、IT最先端などのメガトレンド、市場黎明期分野に集中した自主調査、幅広い業種・業界に対応した市場調査・競合調査に携わってきた、事業発展のためのマーケティング戦略における調査・リサーチのプロ。
ネットリサーチだけなく、フィールドリサーチによる現場のリアルな声を調査することに長け、より有用的な調査結果のご提供、その後の戦略立案やアポイント獲得までのサポートが可能。
そんな我々が、少しでもマーケティング戦略や販売戦略、新規事業戦略にお悩みの皆さんのお力になれればと思い、市場調査やマーケティングに関しての基礎知識や考え方などを紹介しております。
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